
清水哲男の本「時間の隨 続多賀山日記と四つの物語」
¥1,450 税込
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本書は4月20日刊行です。
4月15日から順次発送いたします。
■『時間の隨』著者が目指したもの
著者が本著の中で目指したのは流れ行く時間の可視化です。身の回りの何気ない風景、漂う空気、そして人々との出会いを縁に時間を紡いでいきます。
■何気ない風景の断片が紡ぐ新たな視点
「時間の隨」に収められたコラム、物語は、それぞれ独立した世界を持ちながらも、共通のテーマが織りなされています。それは何気ない風景の断片がひとつにつながったとき、日常という時間が現れるということです。時間というものを見つめ直し、新たな視点で世界を捉え直す魅力がここにはあります。
■あなた自身の時間を見つめ直すきっかけに
読書を通じて心の豊かさを感じられること、これこそがこの本の最大の特徴です。多様な視点から描かれる物語を楽しむことで、あなた自身の生活にも新たな光を当てることができるでしょう。この本を読みながらあなた自身の物語を紡いでみませんか。
体裁 文庫版372頁
刊行日 2025年4月20日
頒価 1450円
思い出はその人だけのものではない。多くの人との繋がり、関わりの賜物だ。それは延々と代を継いで受け継がれ、家族の思い出となり記憶という時間の大河になる。
その限り、時間は永遠に続く。果てしなく続いていくのだ。
酔った朦朧とした頭でいろんなことを考えている。
雨音が大きくなったり小さくなったり、近くなったり遠くなったり。
このところ時間ということが気になる。
時間はこのまま永遠に続くのだろうか。
果てしなく続くのだろうか……。
そんなこと、だれにもわからないな。
(「時間の隨」本文より)
四十年以上文筆業を続けてきた。その間に四十一冊の本を出してきた。一年に一冊の本を出してきたことになるが、自分で言うのもなんだがどれも地味な本ばかりで売りにくいし、実際売れなかった。そのほとんどが四百枚、五百枚という長いもので、果ては八百枚を超えるものもある。挙句に写真家でもないのに写真集のような作品も出してきた。残っているのは本を出し続けてきたという事実だけだ。
人は言う「振り返れば瓦礫の山だな」と。確かにそうかもしれない。だが自分の中には時代の要請に応じて、どれもが書かなければならないものだったと自負している。いわば社会状況・問題の反映だ。
だがその中にも〈私信的〉な小さな本が一冊ある。二〇〇三年に出した「『多賀山日記』と九つのエッセー」だ。これは京都から鹿児島に移って最初の六年間、京都の知人・友人に宛てて出し続けたハガキ一枚の私信的コラム百回分をまとめたものだった。それを再海社中脇さんの協力を得て、ほぼ私家版に近い形で出したのだ。
それから二十年が経ち、その間どの作品にも収められなかった小品を再度まとめることにした。いわば私の日常の断片だ。それがこの『時間の隨』。一つひとつの小品が、時間の中に漂い、浮かび消えていく、泡沫のようなぼく自身の姿なのだ。
今日までぼくを支え続けてくれた大勢の人々と、再海社中脇さんに心からの感謝を込めて。
(「時間の隨」あとがきより)
完全私家版としての発行です。
限られた書店のみでの販売となります。大手ネット販売での取り扱いもありません。
体裁 文庫版372頁
刊行日 2025年4月20日
頒価 1450円
思い出はその人だけのものではない。多くの人との繋がり、関わりの賜物だ。それは延々と代を継いで受け継がれ、家族の思い出となり記憶という時間の大河になる。
その限り、時間は永遠に続く。果てしなく続いていくのだ。
酔った朦朧とした頭でいろんなことを考えている。
雨音が大きくなったり小さくなったり、近くなったり遠くなったり。
このところ時間ということが気になる。
時間はこのまま永遠に続くのだろうか。
果てしなく続くのだろうか……。
そんなこと、だれにもわからないな。
(「時間の隨」本文より)
四十年以上文筆業を続けてきた。その間に四十一冊の本を出してきた。一年に一冊の本を出してきたことになるが、自分で言うのもなんだがどれも地味な本ばかりで売りにくいし、実際売れなかった。そのほとんどが四百枚、五百枚という長いもので、果ては八百枚を超えるものもある。挙句に写真家でもないのに写真集のような作品も出してきた。残っているのは本を出し続けてきたという事実だけだ。
人は言う「振り返れば瓦礫の山だな」と。確かにそうかもしれない。だが自分の中には時代の要請に応じて、どれもが書かなければならないものだったと自負している。いわば社会状況・問題の反映だ。
だがその中にも〈私信的〉な小さな本が一冊ある。二〇〇三年に出した「『多賀山日記』と九つのエッセー」だ。これは京都から鹿児島に移って最初の六年間、京都の知人・友人に宛てて出し続けたハガキ一枚の私信的コラム百回分をまとめたものだった。それを再海社中脇さんの協力を得て、ほぼ私家版に近い形で出したのだ。
それから二十年が経ち、その間どの作品にも収められなかった小品を再度まとめることにした。いわば私の日常の断片だ。それがこの『時間の隨』。一つひとつの小品が、時間の中に漂い、浮かび消えていく、泡沫のようなぼく自身の姿なのだ。
今日までぼくを支え続けてくれた大勢の人々と、再海社中脇さんに心からの感謝を込めて。
(「時間の隨」あとがきより)
完全私家版としての発行です。
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